今までに失った歯の数から、将来歯がどれだけ残るかを予測するグラフがあります。
「歯のパーセンタイル曲線」と言います。
親知らずも含めた32本を基準に予測しているため、親知らずや矯正で歯を抜いた場合は予測値がきびしいです。
歯を失うとかみ合わせを支える歯の数が少なくなり、残った歯1本ごとにかかる力は大きくなります。
これによって歯の破折が起こりやすくなり、歯周病を悪化させることにもなります。そのため、歯を失った数が多いほど加速度的に他の歯も失うことになります。
これらを食い止めるためには、
①ブリッジや義歯、インプラントによって安定した咬合を獲得すること
②歯科医院での定期検診とおうちでの歯磨きによって歯周病を進行を遅らせる
必要があります。
けれど、過大な咬合力による、歯牙破折を食い止めるのは難しいそうです。
一番いいのは、はじめから歯科医院での定期検診・おうちでの歯磨きをがんばって歯を失わないことです!!
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