頻度は低いですが、大きな病気の症状のひとつとして口内炎ができている場合があります。
自己免疫疾患に伴って口内炎ができる
・ベーチェット病
口腔粘膜の症状:口内炎がほとんどの患者さんに見られます。
皮膚症状:結節性紅班、血栓性静脈炎などがあげられます。
眼症状:急に視力がなくなってしまったり、改善したりとすぐに自覚できる症状です。場合によっては失明することもある
外陰部症状:外陰部に痛みを伴う潰瘍ができる
・全身性エリテマトーデス
全身症状:発熱、疲労感、食欲低下など
皮膚粘膜症状:。じんましんや光線過敏などの症状がでる。頬から鼻にかけて丘疹状の紅斑ができる。痛みのない口内炎がよく見られる。
消化管症状:下痢、吐き気
関節:リウマチに似た症状
神経症状:痙攣やうつ病の症状
など
・天疱瘡
初めは小さな水ぶくれの口内炎を形成し、次第に進行すると水ぶくれが広がり破れて粘膜がはがれ、潰瘍になっていきます。
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