よく噛んで食べるために

「よく噛んで食べなさい!」小さいころからよく言われたものですが、やろうと思ってなかなかできるものではありません。

そばはのどごしで楽しむなんてもいいますもんね。

一口30回噛むと良いとされていますが、楽しい食事の時に、回数なんていちいち数えていられません…(本気のダイエット中なら別ですが、)

 

現代人がよく噛んで食べなくなった理由は、やわらかい食べ物が増えたことや、食事時間をゆっくりとれないことにあります。

なので、よく噛んで食べるためにできることは、

 

・食事メニューや調理法の工夫

メニューや調理法を変えるだけで噛む回数は変わります

 ハンバーグ < 霜降り肉 < 肉 < すじ肉

 野菜スープ < 煮野菜 < 温野菜 < 生野菜

 白米 < 玄米

 ロールパン < 食パン(耳の部分) < フランスパン

 りんごジュース < ゼリー < 煮たりんご < 生のりんご

 

硬さだけでなく、線維性や弾力性によっても噛む回数は変わってきます。繊維の豊富な野菜やごぼう、弾力性のあるこんにゃくやたこなどは良く噛まないと飲みこめません。(だからこそ小さなお子さん苦手な事が多いです)

 

 

・食事時間の確保と環境の改善

「ながら食べ」はやめて、食事そのものを楽しむようなゆっくりした時間を確保するようにしましょう。