長引く風邪

副鼻腔炎

インフルエンザやノロウイルスが猛威をふるっていますね。

 

高熱がでるわけでもなく、嘔吐も下痢もない…

風邪が長引くことがあります。

こんな時に、「なんか歯が痛い」と症状を訴える方がいらっしゃいます。

 

本当に歯が問題のこともありますが、

慢性副鼻腔炎になっている場合があります。

一般に蓄膿症ともいわれる副鼻腔炎ですが、副鼻腔のひとつ上顎洞は、上の奥歯と隣接しているので、上顎洞で炎症がおきると歯に問題がなくても痛みがでることがあります。

 

次の症状があれば上顎洞炎を疑って下さい

・鼻から黄色い鼻水が出る

・ジャンプをしたり、頭を上下したりすると痛み(頭痛)がある。

・頬の周辺をさわると痛む

・小鼻の横あたりを押すと気持ちいい所がある

・上の奥歯(上顎第2小臼歯・第1、2大臼歯あたり)が痛む

・噛むと痛む

 

耳鼻科に行って治療を行いましょう。

抗生物質のうち、マクロライド系のものを処方されることが多いです。