右のイラストのように、削れてしまっていることをくさび状欠損と言います。
歯の表面の硬いエナメル質が削れた場合や、象牙質という歯の内側の部分が露出した状態です。
冷たいものや甘いものを食べた時、歯磨きの時などにキーンと、知覚過敏の痛みが出ることがあります。
くさび状欠損の原因
①歯の磨き方に問題がある
硬い歯ブラシを使用、ブラッシング圧が強すぎる、研磨剤の入った歯磨き粉をたくさんつけて磨いていると歯ブラシで歯が削れていきます!!
(予防法)
適切な歯ブラシ、歯磨き粉を使用しましょう。電動歯ブラシを使用の際は歯磨き粉を使用しないで下さい。
知覚過敏用歯磨き粉シュミテクトは、硝酸カリウムイオン配合で歯の表面をイオンコーティングしてくれますが、研磨剤(清掃剤と表記されています)が入っているのでブラッシング圧の強いかたは使用しない方がいいと思います。
ブラッシング圧が強すぎる方は、なるべく鉛筆を持つように歯ブラシを握る(ペングリップ)といいです。
詳しくは知覚過敏予防のページへ
②歯ぎしり・食いしばりがある
歯をこすり合わせる歯ぎしりや、食いしばりによって、歯にごく小さな傷ができて、それが次第に大きくなりエナメル質や象牙質が削れます。
歯並びが悪く、他の歯よりも力が強く当たってる場合にも知覚過敏の症状がでることがあります。
(予防法)
歯ぎしり、食いしばりはストレスと関係があると言われています。
習慣的に歯ぎしり、食いしばりがある場合には、まず意識して力を入れないようにしましょう。
無意識のうちにやってしまうと言う人は、歯医者さんでマウスピースを作ってもらうのもよいと思います。
詳しくは歯ぎしりのページへ
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