歯周病の原因

歯周病・歯槽膿漏・歯肉炎も虫歯と同じ細菌による感染症です。
歯周病はその中でも特殊な細菌により引き起こされています。
 その細菌を媒介するのがプラーク(歯垢)です。
歯の周りにこのプラークが付いていないこと、あるいは歯石がついていないことが歯周病を起こさないためには重要です。

プラークは歯ブラシで落とすことが出来ますが、歯石は石のように硬く歯や根にしっかりとこびりついている為、歯ブラシでは落とすことができません。
 そのため、歯石を取るためには特殊な器具、装置が必要です。

それ以外にも歯周病・歯槽膿漏を起こす原因があります。
それは「歯にかかる過大の力」「ストレス」「タバコ」「糖尿病」などですが、それらが複合的に関与して歯周病の発症と進行をもたらしています。この中で最も歯周病にとって問題なのがプラーク(歯垢)タバコです。

つまり歯周病の管理は自分自身で行う毎日のブラッシングが80%、残りの20%が歯科医院において行うようなイメージです。

歯周病を引き起こす細菌は、空気が嫌いです。
歯周ポケット(歯肉溝またはポケット)と呼ばれる歯肉の下に隠れて増殖します。まずは、目に見える部分の「プラーク」はブラッシングで除去します。どれだけ目に見える部分のプラークを除去できたかで、ポケット内の細菌の量にも影響します。

ポケットの中の歯石およびプラークはスケーリングルートプレーニングPMTCで除去し、歯の周りおよびポケット内をきれいにします。